岡山ジム主催興行とは

 2023年で50周年を迎える岡山ジムは、在間啓一会長が創設。実戦空手道から派生し、キックボクシング界において古参となります。ジムの発足から黎明期1980年代当初は、プロ部門でショートボクシングを主戦場とし、三宅秀和が日本シーガル級(現ライト級)王者となり、アマチュアでは、西日本グローブ空手選手権大会を主催。大月晴明や国崇など数々のチャンピオンたちがプロデビュー前に出場した研鑽の場は、現在も44ジムが参加する全日本格闘技機構スーパーカラテ実行委員会として流れが続いています。

 

 そして、2014年9月28日、倉敷山陽ハイツ体育館で西日本最大級の大型キックボクシング興行シリーズ「第1回岡山ジム主催興行」が旗揚げされました。そこから年1回のペースで興行開催を2021年1月17日の「第7回岡山ジム主催興行」まで重ねつつ、新型コロナウィルス流感の渦により定期興行開催延期を余儀なくされながら、2021年9月26日、スピンオフの選手育成興行「ROAD TO ZAIMAX MUAYTHAI 2021」を敢行し、2022年3月13日「第8回岡山ジム主催興行」にて復活するに至りました。

 

 2023年5月21日には「岡山ジム創設50周年記念興行」として記念イベントを初の東京は豊洲PITで開催。

 

 こうしてアマチュアからプロフェッショナルまで参加できる晴れやかな舞台を創り続けてこられたのも1980年代より西日本グローブ空手大会を運営してきた在間会長の薫陶あってこそ。これまで最高レベルの選手を集め、素晴らしい名勝負を紡いできた岡山ジム主催興行は、キックボクシング史に確たる足跡を残しています。